社長挨拶 – 地震計の勝島製作所
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社長挨拶

地震計の勝島製作所 画像

永く続く道

当社は創業以来、地震計の製造販売一筋に歩んできました。いわば、地震学、地震工学の進歩とともに発展してきました。人々の日常生活の安全確保に貢献する技術を、人目に触れぬ場所で、日々磨いてきました。
1995年の阪神淡路大震災を契機として、あらためて地震の恐さ、防災対策の必要性が注目されておりますが、防災対策は決して一朝一夕に達成できるものではありません。なによりも先ず、地震学、地震工学の両面にわたって、幅広い計測が行われなければなりません。地震活動は、人間の生活よりもはるかに長い時間スケールで展開するものであり、地震計測もこれに対応して、長期間継続的に行われるべき業務です。単に地震の発生時点で計測を行うものではなく、常時24時間体制で、数十年にわたって実施されるものです。また、地震発生、地震活動の進展のみならず、地震が無いという事実をも観測するものです。
従来より多方面の観測が行われてきましたが、防災面での成果に結びつくには、未だ不十分な状態です。今ほど地震観測の飛躍的な発展が求められている時はありません。
当社は地震計の開発、製造、設置工事、保守点検業務、計測業務、データ解析業務など、地震計測の全般をサポートしている数少ない企業の一つであり、その社会的責務は、今後ますます重くなるものと考えております。常に先端技術を取り入れながら、地道な活動を発展させる...それが、私達社員一同の誇りです。
今後にご期待ください。

代表取締役社長
稲谷栄己(いなたにひでき)

1951年生まれ。
京都大学理学部・地球物理学科卒業後、東京大学大学院理学系研究科・地球物理学専門課程を終了。
北海道大学海底地震観測施設助手を経て、現在(株)勝島製作所代表取締役社長